先日から中学校の陸上競技の全国大会のリレー種目において、とある中学校がリレーのオーダー用紙を提出しなかったことにより、リレー種目に出場できなかったということが話題になっています。
陸上経験者のほぼ全員が、この結果について「それは仕方がないよね。」という意見を述べていますが、一方で、世間的には否定的な意見が多いです。
具体的には、「8分ぐらい遅れたからって出してあげたら?」、「なんとか救済できなかったの?」という声です。
もう少し詳しい事情を書くと、リレーのオーダー用紙は協議開始の1時間前までに提出する必要がありますが、その中学生の顧問は、締め切り時間の8分後にリレーのオーダー用紙を提出したようですが、それが認められなかったということです。
陸上競技は試合の申し込みさえすれば競技ができるというわけではなくて、試合当日にいろいろな決まりがあります。
個人競技であれば、招集所に指定の時間までに行って、スパイクやゼッケンの確認を受ける必要があります。
また、競技開始直前において、現地で招集を受けなければなりません。
招集所の集合時間は、通常であればトラック競技においては、競技開始の30分前から20分前の間です。
競技開始直前の招集は、競技開始の10分前ぐらいが一般的です。
そしてリレー種目においては、誰がどの順番で走るのかという内容を書くリレーのオーダー用紙を提出する必要があります。
大会によっては、このリレーのオーダー用紙の提出をしなくていい大会もあるかもしれませんが、リレーのオーダー用紙を提出する必要があるかどうかというのは、大会要項という注意事項の中に書かれていますので、結局のところ、今回の事故については、その大会要項をきちんと読んでいたのかなというのが疑問のところです。
大会要項については、大会の数ヶ月前ホームページなどに記載されており、また当日配布されるプログラムの冒頭においても大会要項は記載されています。
この中学校において、今回の全国大会のリレー種目のオーダー用紙を誰が提出する責任があったかということですが、
私、竹岡の個人的な意見ですが「リレーのオーダー用紙については、顧問が責任を持って提出する」ということを部内で取り決めていれば、顧問の責任であると思いますが、そうでなければ、生徒側、選手側の責任であるというふうに考えています。
もちろん顧問の先生が大会要項を確認した上で、試合の当日であったり、前日に生徒に対してリレーのオーダー用紙を忘れずに提出するようにと指導することは可能だったかと思います。
陸上経験者のほとんどの方もおっしゃっていますが、陸上競技の試合というのは、選手以外に大会を運営する運営側の人間が必要です。
中学校の大会であれば、通常は顧問の先生がその運営側に駆り出されることになります。
ですので、大会の当日というのは、選手である生徒と顧問の先生が常に一緒に行動するということは珍しいです。
特に大会の本部の部屋の方に入ってしまうような先生においては、試合当日に顧問の先生と選手が話をするというようなことはできないという場合が多いです。
なので、リレーのオーダー用紙については、基本的には中学生である生徒側が責任を持って提出するというのが一般的な話です。
今回の事件について、ヤフーニュースなどの先生のコメントを見る限りは、どうやら先生が慌ててリレーのオーダー用紙を提出したが、間に合わなかったというような感じです。
最初から先生が出す約束だったのか、生徒が出す取り決めだったのかは定かではありませんが、先ほど書いた試合当日の一般的な話からすると、先生が責任を持ってリレーのオーダー用紙を出すというような取り決めをしているというのは、少々考えにくいかと思います。
何よりも一番疑問なのが、リレーの選手、補欠を含む、あるいは他の同行しているメンバーを含めれば、それなりの中学生の人数がいるはずですが、その大勢いる人数の誰一人として、このリレーのオーダー用紙の提出をする必要があるということを認識していなかった。つまり、大会要項を全く読んでいないということが、一番の原因ではないかと思われます。
私自身も学生の頃は陸上競技を約10年間続けていましたし、今もマスターズ陸上で競技をしていますが、大会要項の箇所は試合エントリー時点に一読しますし、試合当日においても必ず目を通すようにしています。
私はトラック種目なので、フィールド競技の注意事項の箇所などについてはざっと目を通す程度ですが、それでもトラック競技の招集時間については何分前から何分前なのかというのは、必ず当日確認するようにしています。
他の陸上競技選手も同じことをしているはずです。リレーに提出するのであれば、リレーのオーダー用紙を提出する必要があるかの確認は、必ずしているはずです。
出場する選手が小学校低学年ぐらいであれば、このあたりの事務的な手続きを大人が代行するというのは、ある程度仕方がないとは思います。
しかしながら、中学校以上の選手で、しかも今回のような全国大会という規模の大きな大会であれば、選手自身が考えて行動するというのが大前提かと思います。
全国大会のリレー種目に出場できなかったというのは、何より生徒選手自身が一番残念だと思いますし、めったに走れる機会のない大会ですので、かわいそうだという気持ちは私も同じです。
ただ、顧問に責任があったということで、顧問を責めるのはちょっと違うんじゃないですか?というのが私を含め陸上競技経験者の大半の意見ではないでしょうか。
・・・だらだらと長く喋ってしまいますので、今日はここら辺で止めます。
AquaVoiceを使い始めて、文字の入力は非常に楽になりましたが、ダラダラと書いてしまう癖がありますね。

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