会計ソフト=税理士は楽か?

以前から言われていますが、簿記知識のない一般の方がfreeeソフトで作った決算書について、同業者の税理士の方々から「マイナスの残高があったり、帳簿上の預金残高が実際の預金残高と合っていないなど、めちゃくちゃ!」という話をよく聞きます。

実際に修正する方になってみれば分かるのですが、ぐちゃぐちゃな仕訳を1つずつ修正するよりも、最初からやった方が早いし、間違いありません。

特に近年ではエクセルのCSVデータなどを一気に抽出、加工する技術が向上しました。

最初から税理士側が処理したとしても、昔のような1件ずつ手入力することは無くなりました。

ただし、そのデータを加工、取り込み、修正の技術と手間は必要です。

また、そのお客さんが使っている会計ソフトに不具合が出れば、その保守点検をする手間も出てきます。

よほど自社の会計がしっかりしている場合は別ですが、「お客さんが会計ソフトを導入しているから、税理士側が入力の手間が省けて楽になる」ということになっていません。

税理士側のやる仕事内容が入力作業から、修正・チェック・保守点検作業に変わっているだけです。

このように考えると、会計ソフトを導入しているからといって、必ずしも税理士報酬を下げる必要はないのかな?と最近思うようになりました。

特にfreeeを使っている方は税理士報酬を削減したくてfreeeソフトを利用しているという方の割合が一定数いらっしゃるようです。

ご自身が便利なのでfreeeソフトを利用されているという場合は良いのですが、「freee使っているから税理士報酬は安くして!」と言う方とは、少し距離をおきたいものです(そもそも私の事務所ではfreeeソフトを取り扱っていませんが)

freeeを推している先生もいますので、利用したことのない私が食わず嫌いなだけなのかもしれませんが。

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